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【コラム】【2026年夏季賞与】子ども・子育て支援金関連のミスが多発!賞与の調整方法と間違えやすいポイントを社労士が解説

2026年夏季賞与は、子ども・子育て支援金(以下「子支援金」)の徴収が開始されてから、初めて賞与から社会保険料を徴収する企業が多く発生したタイミングです。そのため、「給与からは正しく控除できていたが、賞与計算だけ設定が漏れていた」「従業員から明細上の控除額が一致しないと問い合わせがあった」といった相談が増えています。
本記事では、2026年夏季賞与で多発したミスを中心に、実務担当者が確認すべきポイントについて解説します。

 

2026年夏季賞与で社会保険料の徴収ミスが増えた理由

2026年夏季賞与では、社会保険料の徴収ミスが例年以上に発生しています。その最大の理由は、多くの企業にとって今回が子支援金の制度開始後初めての賞与計算だったためです。
特に、給与計算ソフトを使用している場合、給与と賞与を別々に登録する必要があるケースが多く、給与の設定は済ませていたので油断していたという担当者の方は多いと思われます。

 

•給与と賞与で社会保険料の設定が別枠になっている
•子支援金は、健康保険料率に上乗せしなければいけない

こういった、給与計算ソフトごとの設定を今一度確認して、次回の賞与に備えましょう。

 

賞与の控除額を間違えた場合の調整方法

賞与の控除額を間違えた場合、一般的には次月の給与で調整する方法が採られます。 次回賞与で調整する場合、退社する社員に注意が必要です。精算漏れを防ぐためにも次月給与で調整することを推奨します。
差額については、確定済みのデータと再計算したデータを突合して反映します。調整する対象者が多い場合は、給与ソフトの設定を正しく反映した状態で再度同じ賞与金額をダミー領域で計算し、そこから差額を求める方法が効率的です。
子支援金の徴収漏れの場合、一人当たり数百円の控除で済みますが、念のため対象者には事前の通達をすることを推奨します。

 

給与明細や支給控除一覧表の差引が一致しない?忘れがちな項目設定

正しく賞与計算をしたはずなのに、給与明細や支給控除一覧表の控除と差引額が一致しないという問い合わせもあります。その原因としては、控除項目の設定忘れが考えられます。
こちらも給与計算ソフトを使用している場合、給与と賞与で別途の設定を行わないと、子支援金が反映されない可能性があります。各種帳票の設定の見直しをおこないましょう。逆に、子支援金の項目を設定していないのにもかかわらず、差引が一致している場合は、健康保険料と合算で計算する設定になっている可能性があります。給与の表示と統一することをおすすめします。

 

その他、賞与に関するよくあるQ&A

Q1.賞与と給与の社会保険料は異なる方法で計算すると聞きました。本当ですか?

A1.はい、給与と賞与では保険料を求める方法が異なります。賞与は、実際に支払われた賞与額(税引き前の総支給額)から1,000円未満を切り捨てた額を「標準賞与額」とし、その「標準賞与額」に健康保険・厚生年金保険の保険料率をかけた額が保険料となります。

 

Q2.間違った控除額のまま賞与支払届の提出を済ませてしまいました。何か影響はありますか。

A2.賞与にかかる保険料は、毎月の保険料と合算して賞与支払月の翌月の納入告知書に反映されています。会社として納入が可能なのであれば、いったん正しい金額を納入することで差し支えありません。

 

F&Partnersの社労士からの提案

毎月発生する給与と比べて、年に数回しか発生しない賞与の支給では、事務手続きの不備がどうしても多くなりがちです。その中で、今回のように社会保険制度の改定が入ると、事務担当者や経営者の負担はさらに大きくなります。

•子ども・子育て支援金の設定が正しいか不安
•賞与から控除した社会保険料に誤りがないか確認したい
•賞与支払届の作成や提出まで任せたい
•給与計算と社会保険手続きをまとめて見直したい

こういったお悩みを持つ方は少なくありません。F&Partnersでは、給与(賞与)計算から賞与支払届のような社保手続きの申請までワンストップでサポートしています。上記のようなお悩みがある方は、ぜひ無料相談をご利用ください。

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